結婚を決めたら考えたい結婚指輪。結婚指輪について知ろう

花嫁

結婚は、多くの人にとって、特に大事なイベントです。
法律上では「両性の合意のみに基づいて成立」と明記されており、心が通じ合った二人がその意思を示さなければ行えません。
誰かに強制されることもない、特別な権利だということが窺えます。
そんな結婚を決めたなら、いずれ結婚指輪の購入についても考えなければならないでしょう。
では、結婚指輪について、どれほど知っているでしょうか。
この記事で、結婚指輪について詳しくご紹介していきます。

結婚指輪とは

結婚指輪は、結婚した証として購入する、記念の指輪です。
古代ローマから続いた婚約指輪の風習から、結婚指輪の風習が生まれました。
結婚した男女は金と銀の指輪を身に着けるようになり、それがキリスト教によって結婚の証として認められると、結婚指輪の風習は爆発的に世界に広がることになります。
プロテスタントやカトリックなど、キリスト教にもさまざまな派閥がありますが、宗派に関係なく、世界的に結婚指輪は結婚の証として扱われています。

結婚指輪の特徴は?

結婚指輪は、デザイン性を重視されている通常の指輪と違い、円状になっています。
切れ目がないデザインが永遠を表しているとされているため、途切れたようなデザインはほとんどありません。
また、結婚指輪は日常的に身に着けることが多いアイテムです。
そのため、使いやすさを重視されたデザインが豊富にあります。
どこかに少々ぶつけた程度では破損せず、宝石が取れることもないように、シンプルで実用性の高いデザインが多くなっています。

結婚指輪のメリットとは

結婚した証として扱われますが、結婚指輪の購入は必須ではありません。
法律上でも、手続きに結婚指輪の有無を確認されることはないので、結婚した人たちの中には、節約目的で購入しない人もいます。
しかし、多くの人が安くても良いから購入したいと考えるのは、そこにメリットがあるためです。

二人の思い出、つながりが作れる

挙式や披露宴も行わなくても、結婚指輪は購入しておきたいという人は多くいます。
それは、二人にとって結婚が、かけがえのないイベントだからです。
二人で結婚指輪を選んだ経験は、思い出になります。
また、二人で身に着ける結婚指輪は、いつでも相手とつながりを感じられるアイテムです。
かけがえのないイベントだからこそ、多くの人が特別な思い出とつながりを求めて購入しています。

周囲に関係を示せる

結婚指輪は、周囲に自分が結婚しているということを知らせるアイテムでもあります。
結婚指輪を身に着けることで、自分に愛する人がいることを周囲にアピールできます。
不要な恋愛トラブルを防ぐことになるため、恋愛経験が豊富な人ほど、その効果を実感できるのではないでしょうか。
また、結婚している人は、社会的な信頼も厚くなりがちです。
コミュニケーション能力が高い、社内で不要な恋愛トラブルを生まない、稼がなければならないため簡単には仕事を辞めないなど、プラスに捉えられることも多いでしょう。
結婚指輪をしているだけで、自分から結婚したことを告げることもなく、結婚した事実を周知できます。

結婚指輪を購入するのならどういう点に気を付けるべき?

ただの指輪であれば、自分の好みに合ったものをただ購入すれば良いですが、結婚指輪は二人で満足のいくものを選ぶ必要があります。
結婚後のことを考えて予算を組んだり、お互いの好みを考慮しながら選んだりといったことが必要になるのです。
お互いに満足いく結婚指輪を購入したいのなら、一方的に意見を押し付けず、よく話し合うことが大切です。
また、購入を決めたら何度か試着しに行く必要もあるでしょう。
自分の指に合わない結婚指輪だと、似合わなかったり、違和感があったりします。
サイズが小さくてそもそも身に着けられないことや、ぶかぶかだと紛失のリスクもあるのです。
さらに、結婚式を行うのなら、その半年前には注文のためにお店を訪れるようにしましょう。